瑞穂酒造
瑞穂酒造は、首里最古の蔵元として泡盛の伝統を継承し、より多くの方達に伝えていくべく、酒造りの技術を磨くことに余念がありません。
研究・開発にも力を入れ、酵母に代表される多様な微生物を自社で開発しています。
一方で、研究者や有識者、バーテンダーなどお酒に携わる様々な業種の方達と強固な連携体制を取ることで、多様な価値観を取り入れています。
そうした人との縁や、確固たる技術を重んじるからこそ、泡盛だけでなく、ラムやジン、ビターズに代表されるリキュールなど、瑞穂酒造だからこそ造り得る独創的な商品を生み出せるのです。
1848年(嘉永元年)に酒造りを始めた瑞穂酒造。
琉球王朝時代、泡盛は貴重な酒として管理され、首里城下の3つ町・首里三箇(しゅりさんか)でのみ造られていました。
瑞穂酒造は、首里三箇の1つである鳥堀町に創業した現存する首里最古の蔵です。
「古酒は世界の宝もの」という、古酒を世界に広めていきたいという願いのもと、人の手で麹を混ぜ合わせる昔ながらの製法にこだわり続け、沖縄の家庭で仕次ぎされていた古酒を先駆けて製品化するなど、古酒のパイオニアとして勢力的に伝統的な古酒を造り続けています。