丸山酒造場
明治30年創業。
丸山酒造場の代表銘柄「雪中梅」は昭和初期に生まれました。
地元の人たちのために、「農作業で疲れた体を癒すには甘口がいい。だけど、翌日の仕事に響くから飲み過ぎてはいけない。
懐が痛んでもいけない。それには、2合も飲めば満足できるような酒」と、『雪中梅』を淡麗旨口の普通酒としました。
「基本晩酌酒なので、合わないものを探すほうが難しいです。野沢菜の漬け物、その古漬けを使った粕汁などが定番。
このあたりの地のものでは、たらこの糀漬けや白身魚メギスのフライなどもいいですよ。
晩酌には贅沢かもしれませんが、タイの薄作りなんかともイケます」甘口だがキレよく重くない。焼き鳥や串カツの脂も流してくれる。との事です。
「雪中梅」の酒質に関与するきめ細かく柔らかい水は、東頸城丘陵の西端に位置する里山が水源。
この水を守るには山の手入れが不可欠で、蔵人たちは夏場、下草刈りや間伐にも勤しみます。
地元・上越市に密着した地酒であることを念頭に、飲み方と酒肴を選ばない、手間暇を惜しまない酒づくりをしています。
女性の醸造家・専門家・ジャーナリストがブラインド審査する「フェミナリーズワインコンクール2022」のリキュール部門にて、弊社「雪中梅 梅酒」が金賞を受賞しました。